赤ちゃんの頭の形が気になって、
「絶壁かも?」
「頭が少しゆがんでいる気がする…」
と心配になることはありませんか?
赤ちゃんの頭の骨はとてもやわらかく、成長とともに少しずつ形が変化していきます。
多くの場合は自然に整っていきますが、向きぐせなどが原因で頭の形に偏りが出ることもあります。
今回は、赤ちゃんの頭の形の種類や原因、おうちでできるケアについてわかりやすく解説します。
赤ちゃんの頭の骨はやわらかい
生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨は、大人のように完全にはくっついていません。
これは産道を通りやすくしたり、脳の成長に合わせて頭が大きくなれるようにするためです。
そのため、
- 寝る向き
- 抱っこの仕方
- 子宮内での姿勢
などの影響を受けやすくなっています。
代表的な頭の形のタイプ
まるい頭(正常な形)
左右のバランスが良く、自然な丸みのある頭の形です。
個人差はありますが、多くの人が理想的な頭の形としてイメージする形です。
絶壁頭(後頭部扁平)
後頭部が平らになった状態です。
あお向けで過ごす時間が長い赤ちゃんによく見られます。
特徴
- 後頭部が平らに見える
- 横から見ると丸みが少ない
- 左右差はあまりない
斜頭症(しゃとうしょう)
頭の片側が平らになり、反対側が出っ張る状態です。
向きぐせが原因で起こることが多いと言われています。
特徴
- 左右非対称
- 頭の片側が平ら
- 耳の位置に差が出ることがある
- 顔のバランスに影響する場合もある
長頭症(ちょうとうしょう)
前後に長く、横幅が狭い頭の形です。
妊娠中の姿勢や、生後間もない時期の影響で見られることがあります。
特徴
- 頭が縦長に見える
- 横幅が狭い
- 新生児期によく見られる
頭の形がゆがむ主な原因
長時間のあお向け寝
現在は乳幼児突然死症候群(SIDS)予防のため、あお向け寝が推奨されています。
そのため後頭部に圧力がかかりやすくなります。
向きぐせ
いつも同じ方向を向いて寝ることで、一部分だけ圧力がかかりやすくなります。
子宮内での姿勢
お腹の中での位置や姿勢の影響を受けることがあります。
早産や多胎妊娠
早産児や双子・三つ子などの場合、頭の形に特徴が出ることがあります。
おうちでできる頭の形ケア
頭の向きを左右交互にする
授乳や寝かしつけの際に、向く方向が偏らないよう意識してみましょう。
うつぶせ遊び(タミータイム)を取り入れる
起きていて機嫌が良い時間に、保護者が見守りながらうつぶせ遊びを行います。
期待できること
- 首の筋肉が育つ
- 頭への圧力を減らせる
- 発達のサポートになる
※必ず大人が見守る状態で行いましょう。
抱っこやベビーカーの向きを工夫する
いつも同じ方向ばかり見ないように意識すると、向きぐせ予防につながります。
頭の形が気になるときは?
次のような場合は、小児科や専門外来へ相談してみましょう。
- 左右差が強い
- ゆがみが目立つ
- 成長しても改善が見られない
- 保護者が不安を感じる
早めに相談することで安心につながります。
頭の形矯正ヘルメットは必要?
頭の形のゆがみが強い場合、医療機関でヘルメット治療を提案されることがあります。
ただし、すべての赤ちゃんに必要なわけではありません。
頭の形や月齢によって適応が異なるため、気になる場合は専門医へ相談しましょう。
まとめ
赤ちゃんの頭の形は、成長とともに変化していきます。
- まるい頭
- 絶壁頭
- 斜頭症
- 長頭症
などさまざまなタイプがありますが、多くは成長に伴って変化していきます。
向きぐせ対策やうつぶせ遊びなど、おうちでできるケアを取り入れながら見守っていきましょう。
もし気になることがあれば、一人で悩まず小児科や専門外来に相談してくださいね。
関連記事
赤ちゃんのゲップが出ないときは?成功率の高いゲップの出し方まとめ
赤ちゃんの向きぐせはいつまで?原因と対策を解説
注意事項
※本記事は一般的な育児情報をまとめたものです。
※赤ちゃんの頭の形には個人差があります。
※心配な症状がある場合は、小児科や専門医へご相談ください。


